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自分の真ん中 [働くということ]

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『この世でいちばん大事な「カネ」の話』(西原理恵子/角川文庫)

著者の西原さんの幼少期からのお金に苦労してきた生活や
好きなことを仕事にすること等、
様々な実体験をもとにしたお金に関する考え方を描いた本。


作品の終盤でどういう働き方をするべきかについて描かれていたのですが、
「給料の多い仕事には我慢料も入っていることがある。」
反対に、
「ストレスはあまりないが、ただ食べていくため、生活費を稼ぐための仕事は給料がそんなにない。」

ストレスが多ければお金がたくさんもらえるけれど、
そこで体や心を壊しては意味がない。
ストレスとお金。
やりがいとお金。
こういったものの自分の中での真ん中。
自分の中でバランスのとれた仕事を探すことを勧めています。

私は以前、やりがいとお金とストレスの間で揺れ動いていました。

やりがいはとてもあるし、自分がやりたいと思っていた仕事につきました。
ですが、飲食業で給料は安く労働時間が長い。
時給換算で300円台だったことを覚えています。
さらに、職場の環境も悪く後半は自傷行為に及ぶ一歩手前まで追い詰められていました。

私の中でのバランスはかなり悪く、この状態が二か月続いたころに仕事を辞めました。
あの頃この本と出会えてたら違ったのかと考えたり、
むしろ今だからこの本の内容を理解できるのかな。とも思ったり・・・

少し複雑な気持ちで本を閉じました。


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