将来が不安でしょうがない。

『世界のお金持ちがこっそり明かすお金が増える24の秘密』
(サチン・チョードリー／フォレスト出版)

ニューデリー生まれでバブル期に来日。
その後帰国するも日本への憧れから再来日し、言葉や習慣の壁を乗り越えて日本で成功された著者。

そんな著者が多くの成功者(中でも海外に住むインド人の印僑を中心に)
に共通する考え方を描いた本。

今は多くの若い人も将来に対して不安を持っています。
そんな日本人は
「情報に振り回されている」
と書かれています。
また、「不安になる前に回避するための行動をすればいい」
とも。

この間、長らくあっていない友人から連絡が来ましたが、
その子も
「なんとなく将来が不安である。」
と言っていました。

かくいう私も将来には色々と不安があります。
親から言われてきたこと、テレビや新聞などからの情報。
様々な情報は私たちに不安を与えます。

地震や年金の問題。最近では議員さんの話題も多いです。
そんな不安になるような情報を毎日のように見ていれば、
そりゃあ不安にもなりますよね。

ですが、ニュースになっているのはほんの一部の出来事であり、
それが全てではないでしょう。

著者の言うように、自分が動き出せば未来が変わることだってあるでしょうし、
何より私自身、自分の力ではどうしようもないからと諦めて、
何もせずに生きるのは嫌だな。
と感じました。

最強のモチベーション！

1人でやるより皆でやる。

このモチベーションの上がりようは凄いです。

1人で物事をすると、どうしても自分に対して甘くなってしまいがちです。

このことは、単に私が人よりも意思が弱いという訳ではないでしょう。

誰しも経験があることかと思います。

○1人で始めたダイエットを挫折

○資格の勉強を始めたが挫折

あげれば切りが無いでしょう。

続かない一つの理由は、

『同志がいない。』

ということでしょう。

同じ志を持つ人がいれば、

実は物事はかなり進みます。

私自身も1人でやろうとして何度も挫折したことを友人とやり始めたら今まででは考えられないほど続いた。

という経験が多々あります。

私がそうであったように、元々意思が弱い人でも意図的にモチベーションを上げることができるのです。

世間では

『他人に自分のやることを宣言すれば後戻りできなくなり、実行することができる。』

と言われています。

あなたも聞いたことがあるでしょう。

ですがこの意見、決定的に足りないことがあります。

『他人は自分の目標にさほど興味がない。』

ということです。

私も目標を他人に言ってまわった時期がありましたが、それでも途中で挫折しつづけました。

何がダメだったかというと、

他人は自分の目標に興味がないので、

『目標に対する進捗を聞かれることもなければアドバイスもくれない。』

ということです。

目標について相手が話をしてくれないと、

自分自身でも目標について話したかさえ忘れてしまいます。

また、そもそも自分のやっていることがいい方向に進んでいるのかさえわかりません。

そこで同志が登場します。

例えば、同じことで結果を出そうという友人がいたとしましょう。

その人とお互いに連絡を取りつつ目標に対しての取り組みや進捗をすると、

同じ志を持っているので、

自分の進捗であったり、情報といった返答が返ってきます。

お互いに失敗談や成功談、

セミナー情報などをやりとりすることで

かなりのモチベーションアップになります。

ここで注意したいのが、

お互いの温度差です。

一方がやる気がすごくて、一方がイマイチだと、やる気のある方は自分だけが頑張っている感にイライラし、

やる気のない方は口うるさく言われてイライラします。

どちらにとっても喜ばしい結果ではないはずです。

ですので、

細かくお互いの目標について話し合い、

同じ目標に向かって邁進できれば

最高の力を発揮できるでしょう。