数字としてのお金。現金としてのお金。 [お金]
『この世でいちばん大事な「カネ」の話』(西原理恵子/角川文庫)
著者の西原さんの幼少期からのお金に苦労してきた生活や
好きなことを仕事にすること等、
様々な実体験をもとにしたお金に関する考え方を描いた本。
その中で、とても印象的だったのは
インターネットや銀行口座などデジタルな所持金の感覚と
地元の漁師さんたちが手渡しでやり取りする魚の血なまぐささがついているお金の感覚。
この違いについて描かれていましたが、
この内容は最近とても感じるようになりました。
株やFXをやったことがある人なら共感してもらえるかと思うのですが、
ネット上に自分のお金があるにもかかわらず、
ボタン一つで金額が変わっていく。
その不思議な感覚は、とても本来のお金の感覚とは遠いところにあるように感じます。
手渡しでもらうバイト代はあんなにも尊く感じるのに・・・
このデジタルとアナログのお金の感覚をしっかり認識していないと
思わず使いすぎてしまうでしょう。
著者の西原さんの幼少期からのお金に苦労してきた生活や
好きなことを仕事にすること等、
様々な実体験をもとにしたお金に関する考え方を描いた本。
その中で、とても印象的だったのは
インターネットや銀行口座などデジタルな所持金の感覚と
地元の漁師さんたちが手渡しでやり取りする魚の血なまぐささがついているお金の感覚。
この違いについて描かれていましたが、
この内容は最近とても感じるようになりました。
株やFXをやったことがある人なら共感してもらえるかと思うのですが、
ネット上に自分のお金があるにもかかわらず、
ボタン一つで金額が変わっていく。
その不思議な感覚は、とても本来のお金の感覚とは遠いところにあるように感じます。
手渡しでもらうバイト代はあんなにも尊く感じるのに・・・
このデジタルとアナログのお金の感覚をしっかり認識していないと
思わず使いすぎてしまうでしょう。
ワンランク上のサービスを受けたい! [お金]
『頭のいいお金の使い方』(午堂登紀雄/日本実業出版社)
米国公認会計士であり、ご自身でも会社をされ、
数多くの本を出されている著者がお金をより有効に使うことについて書かれた本。
『常連客ではなく、上得意客になる』
そうすることで常連さんのようにお店と馴れ合うのではなく、
最高のもてなしをされるのだそうです。
そのためにすべきことは、
◯一度にドカンと使う
◯初めて行く店では、料理を最初から大量に注文する
◯お金を持っていそうな雰囲気を演出する
だそうです。
お店側に
「気前がよく、他のお店に行かずにウチに来て欲しい」
と思わせるのがコツなようで、
著者の知人のエピソードも載せられていました。
高いお店でそれができ、ワンランク上のサービスが受けられるのであればとてもかっこいいなと思いましたが、
料理に自信がある店であると、
温かいものは温かい内に、
冷たいものは冷たいうちに、
お店の料理のこだわりを無視するお客として悪い印象になるとのこと…
人との関わりとは難しいものですね。
お金と仕事と価値と人 [お金]
『頭のいいお金の使い方』(午堂登紀雄/日本実業出版社)
米国公認会計士であり、ご自身でも会社をされ、
数多くの本を出されている著者がお金をより有効に使うことについて書かれた本。
『「マネー・ファースト」ではなく、「バリュー・ファースト」』
という表現がされてました。
実は今、このことについて自分自身がすごく悩んでいます。
営業の仕事をしています。
ですが、自分の扱っている商品が良いものだとは思っていません。
正直自分はいらないと思っているものです。
ですが、それをお客さんには勧めないといけません。
本当は価値を提供してからお金をもらうべきなのに、
自分は会社のため、お金のためにそれを売る。
お客さんのためと言いながらも本音ではそこまで思っていない。
営業効率のためにお客さんが困っていることでも売れる見込みがなければ途中で話を切る。
そんな自分の本音と建前の乖離から、
売り込むという与えられた仕事を遂行し切れていない。
そんなジレンマに陥っています。
ですので、私自身もっと自由に働ける環境を作り、
私自身から買いたいと言われるような働き方を望むようになりました。
あなたのお金、正しく使えてる? [お金]
『頭のいいお金の使い方』(午堂登紀雄/日本実業出版社)
米国公認会計士であり、
ご自身でも会社をされ、
数多くの本を出されている著者がお金をより有効に使うことについて書かれた本。
『「その出費は自分に何をもたらしてくれるのか」「自分はいったいどういう価値にお金を払っているのか」を面倒くさがらずにいちいち立ち止まってかんがえてみる』
とありました。
社会人になりたての頃に読んだ本にもこのようなことが書かれており、
そこから自分の出費が
◯投資
◯消費
◯浪費
のどれに当たるのかなども考えるようになりましたが、この本を読んで改めてあの頃のことを思い出しました。
当時はお金があればあるだけ使ってしまい、
貯金も全くありませんでした。
更に、何に対しても影響を受け易いタチで、
本を読んでいて「本は未来の自分に対する投資だ。」と読んでは
新入社員の給料の20万円の内、10万円くらいは本題に消えてました。
一人暮らしの家賃もあったので、
ほぼほぼ生活費と本代しかありませんでした。
色々な失敗もし、
借金の経験やFXもやりました。
そのきっかけともなったこの言葉を改めて噛み締めています。